引っ越しを専門業者に依頼をする場合、通常、その内容には梱包や開梱は含まれておらず、事前に自分で行っておく必要があります。

 

しかし、各専門業者ではおまかせパックと呼ばれるサービスを提供しており、ここでは、煩わしい準備をすることなく引っ越しを行うことができます。

 

おまかせパックは業者によってはらくらくパックという名称を用いているところもあり、サービスに関しては、ほぼ、同様の内容となっています。

 

おまかせパックは、小さな子供がいてなかなか荷作りなどができない人や、面倒な作業をしたくない人、また、年配の人などにはとても便利なサービスとなっています。

 

内容は、食器や鍋、小さな家電といったものから書籍類や衣類まで業者側で梱包から開梱まで行ってくれ、内容には家具等のセッティングまで含まれています。

 

基本的にタンスの中身はそのままでも良く、冷蔵庫の中身も同様な取扱いとなっています。

 

梱包に関しては自分でも選ぶことができ、例えば女性の場合などにおいては、下着など目に触れられたくない品物などは自分で行っておくこともできます。

 

おまかせパックのメリットは煩わしい梱包に関してだけでなく、引っ越しを行う場合の安全性もあります。

 

各業者では独自資材を用意しており、安全に運搬ができるように配慮を行っています。

 

その反面、デメリットもあり、それは、どうしても料金が高くなってしまうことです。

 

また、作業は、基本的にその時点で残っているものを全て箱に詰める形で行われるために、自分で行う時のように不要品を選ぶことはなく、事前に仕分けを行っていない場合などは全て引っ越し先に運ばれてしまうことになります。

 

そのために狭い場所や新居への引っ越しの場合には改めて整理を行う必要があり、事後処理が大変になることがあります。